Diary


02年05月02日 やーさんの落日

 奨学金が受けられればビブ子さんから乗り換えるのにな…

 そうすれば、そうすれば…

 ビブ子さんを研究室在住にして、自分用WINマシンに…

 現在、計算用マシンにしかWINDOWSがないんですねぇ…

 マックはWIN男には使いづらいです。

 

 

 

 お昼… 学食で買った弁当を外で食べる俺とやーさんと先輩。

 ぬぼ〜〜〜っと間抜けな顔をして日向ぼっこ。

 

 千葉ラブ♪

 

 食後の運動にサッカーなどもしたりして…

 いや、楽しいですよ研究しつつ大自然(?)で息抜き可能…

 コンクリートジャングルは肌に合いませんので神田は嫌いです。

 今日はゼミをやったりするが… もう一つ研究室の問題として解決せねばならないことがあります。

 

 やーさん、進学or就職!!!!

 

 推薦希望の締め切りが5月7日に迫り、登録はしているものの、

 やーさんの意思は決定していない。

 これはみんなで追い詰めないとね♪ヽ(´ー`)

 実験の一段落ついた頃、先生が現れる。

 

 先生「今日は早めにゼミやって早く帰ろうか…」

 俺「はぁ…」

 先生「崇君・オン・ステージ!」

 

 たどたどしい英語力で英文を読み上げるのって苦痛だよね。

 しかし、今回はツッコミも少なく、順調にするすると進む。

 2時間ばかりでゼミは修了、6時前だった。

 これで帰るとなるとかなり早いが、別に早く帰らなくても良いね。

 明日から4連休だし? 本日中に日記書ければいいし?

 

 先生「じゃあね。」

 3人「お疲れ様です。」

 

 6時半ころまでか、先生を交えてやーさんと俺と3人で談笑していた。

 先生、俺らがさっさと帰らないことを訝しげに思ったことでしょう。

 俺としては普段早めに帰りたいのは、8:50までに地元ヨーカドー地下で

 250円袋詰パンを買うためで、

 そもそも早く帰っても日記書いたりメール見たりするくらい。

 最終的に自分の布団で眠るという事が大事なだけ。

 まぁ、つまり今日は俺もやーさんも早く帰りたい理由が存在しないし、

 なにしろ帰りたがりのTがサボ…いない。

 あいつだけ10連休です。

 

 やーさん「…やるか。」

 俺「当然。」

 

 大格闘技場…!!!(1990年ころのDQカードゲーム)

 帰り際や罰ゲーム用に俺、やーさん、先輩の中でフィーバー中のゲームであります。

 黒、青、赤、灰の1〜50の数字が4つ書かれたカード、親が色を指定し数字の大きさで勝負。

 試合開始前に予想した勝ち数にピタリ当たるとボーナス10ポイント。

 エスタークは色関係ナシに無敵、バトランドのじいさんは最弱。

 

 では、レッツデュエル!!

 

 俺「………。(やーさんは恐らく一試合目20前後で攻めてくる…

   ここは33メタルスライムで勝負か…) 黒!」

 やーさん「………。」

 

 勝負!!

 20VS33…

 俺の勝利ッ!!!

 この様に勝負を7回繰り返していく。

 序盤、俺の手のひらで「やーさん」翻弄される。

 やーさんキレる。

 

 やーさん「フッザッケンなよぉーッ!!(´Д`)怒」

 

 それはキレますね。満を持して46とか出したところにドンピシャで

 50とか出してたりして、予想当たりまくりです。

 

 中盤、段々やーさんに傾き始める。

 

 俺「やっべ〜、1勝すらできないよぉ〜(´Д`;」

 やーさん「オラ、青!!」

 俺「くっ…!!」

 

 俺のカード 2・1・1・1 青は1だ。

 もう絶対に勝てません。あはははは…

 

 やーさん… バトランドのじいさん…

 

 ブバッ!!Σ(゚Д゚;

 

 フフフ、0勝よりはいいが、しかしこれは不意を突かれましたな…

 ところがこの勝利が流れを呼びこみ、勘が当たり始める!!

 

 俺「………。(俺にはエスタークしか強いカードは回ってきていない…

   やーさんは恐らく強いカードで俺の出鼻を挫く気でいるだろう…

   と、言うわけで1枚目からエスターク行きますか。)」

 

 ドンピシャ。

 エスターク 無敵 VS ベリアル 49

 

 やーさん「フッザッケンなよぉっ!!!(゚Д゚)ノ怒」

 俺「ひはははははははっ、ふくくくくくっ、くっくくくく… くははははは!!!!」

 

 笑いが止まりません。

 先輩がようやく用事を終え、ゲームは最終ラウンドへ…

 

  ビリ…食器洗い全部

  2位…ゴミ捨て

  1位…パソコンの電源落とし

 

 先輩「3」

 俺「3」

 やーさん「2」

 3人同時に勝利数を宣言する。

 合計は8… 試合数は7なので、そこそこに荒れる予感…

 しかし、すでに頭の中でいつどのカードを出すか決まっていた。

 俺の手札には40程度が1枚、50入りのカードが1枚、あとは20〜2くらい。

 そして、予定通りに5戦目を終える…

 

 俺2勝 あと1勝

 やーさん1勝 あと1勝

 先輩1勝 あと1勝

 

 順当に行けば、1人だけが予想をはずし、食器洗いが確定する。

 ここまでに強力なカードは出切った感があり、俺の50はすでに無敵と化している。

 ここでやーさんが赤か青を宣言すれば、迷いも無く勝負カードを出す!!

 

 やーさん「青!」

 俺「(Ya!!)」

 

 オープン!!!

 俺…ハーゴン 50

 先輩…ベリアル 49

 

 勝ったッ!!!

 

 そのとき、俺は改めて自分が笑いの神に愛されていることを悟った。

 

 

 やーさん…エスターク 無敵

 

 (゚Д゚;

 

 (゚Д゚;

 

 (゚Д゚;

 

 (゚Д゚;

 

 (゚Д゚;

 

 (゚Д゚;

 

 (゚Д゚;

 

 先輩&俺「ギャァァァァーーーーーーーッ!!!!」

 先輩「まさかっ、49、50、エスタークがこんなに早く実現するとは!」

 俺「う、嘘だっ、お、俺は勝利者だ、そんなっ!!」

 やーさん「へっへっへっ… 別に何色でも良いけど… 青。」

 先輩「終わったぁ〜〜!!」

 俺「………。」

 

 先輩… そんなことないっすよ。

 先輩のカード、13じゃないっすか… 強いっすね。

 俺、2ですよ…

 

 1位 先輩 3勝 + 予想的中ボーナス = 13P 

 2位 やーさん 2勝 + 予想的中ボーナス = 12P

 ビリ 俺 2勝 = 2P

 

 ………。

 Oヽ(;´Д`;)ノE

 

 先輩「楽しいなぁ、お前もやっぱり院に残るしかないね!」

 やーさん「まじっすか!?」

 俺「………。」

 

 こいつ、帰りの車中でヒト押しすれば、堕ちるな…?

 

 やーさん「そうだな… 俺も気持ちはいきたいんだけどね…」

 俺「じゃぁ、親に相談しろよ。」

 やーさん「親、5日までいないんだよ、山いってんの。」

 俺「…まぁ、いいよね、楽しくて。学生としての面白さが今やっと全部やって来たよ。」

 やーさん「そうだよな、今まで俺ら間違ってたよ、マージャンくらいじゃん学生らしいの。」

 俺「延長するか?」

 やーさん「するか。」

 

 落ちました。

 そうかそうか、これから我が研究室は大所帯になって行くのですね…

 打倒、神田のF研、S研!!!(先輩談)

 


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